そういえば関東で冬場のツーリングスポットってどこなんだろうと調べてみたら、どうやら南房総が鉄板らしいですわよ。ツーリングマップルにもそう書いてある(マジで)。
なるほど温暖そうな気候だし、せっかくだから行ってみようかなということで突撃してきました。海際はお魚が美味しい地域ということもあり、既に頭はお寿司でいっぱい。
1泊2日でゆっくり回る行程でやんす。
水戸~鋸南町(道の駅保田小学校)
8時半くらいに出発。今回のツーリングの主目的は房総半島なので、そこまでは高速道路を利用して一気に向かいます。途中、久しぶりに常磐道の守谷SAに立ち寄りました。
前職でコミケに企業出展する際などにはレンタカーのハイエースで何度も立ち寄った思い出のSA…ですがリニューアル工事を経て当時の面影はもはやなく、綺麗になってますな。
起床直後はあんまりお腹が空いてないので、走り出してから道の駅とかSAとかで腹ごしらえすること多いです。午前中だと各地の名物みたいなのがまだ売り切れてないのも嬉しい。
さて、京葉工業地域の辺りはツーリングルートとしては不向きのようなので、そのまま高速で一気に鋸南保田ICまで向かいます。廃校となった小学校の校舎を利用した道の駅があると聞いて、楽しみにしていたのです。古い校舎好き。
よく出来てるなあと思ったのは、このメニューはあくまで「給食っぽい」ものであって、大人が食べてもちゃんとお腹いっぱいになること。その分ちょっとお値段たかいけど、まあ施設利用料ということで…。
甘口のカレースープなんて、こういう機会でもなければなかなか食べることないですし。ちなみに黒っぽい揚げ物はクジラの竜田揚げで、お盆の右上にあるのは味噌ピーナツです。さすが千葉。
鋸南町~野島崎~御宿
お腹も満たされたことだし、次は房総半島最南端を目指します。南房総市の辺りまで高速道路を使い、ここからは一般道を使ってなるべく海際をなぞるように走る感じ。
シーサイドラインとまではいかないものの、時折見える海の様子を楽しめます。また、館山市の南部までくると街路樹が段々と南国っぽくなってきて、2月なのに随分と暖かい。関東の冬場のツーリングスポットとして鉄板だというのも納得であります。
そしてぼちぼち野島崎に到着です。ストリートビューのこの辺りにバイクを停められる感じ。他にもライダーさんが沢山いました。
いざ、房総半島最南端へ向かって歩きます。
なお、この石碑の背景に見える白い灯台は野島埼灯台で、本記事のトップ画像にも使いました。登って見学している人たちがいて景色良さそうだなーと思いつつ、わいは登らず。でも調べてみたら
全国に16しかない「のぼれる灯台」の一つ
公益社団法人燈光会
だそうで、そう知ると今度は16箇所の灯台に全部登ってみたくなりますね。なお、岬の名前としては『野島崎』ですが灯台の名前としては『野島埼灯台』で、『埼』の字が違うのね。
さて、次は右手に太平洋を見ながら今日の宿がある御宿へ。鴨川の辺りで少し渋滞にハマったりしましたが、概ね快適に走行できました。
冬場は日が暮れるのが早いので、宿に到着する時間も早めになるように調整するの大事ですわね。16時過ぎには今日の宿である『御宿温泉大野荘』さんに到着。1階フロアには著名な宿泊客の皆さんのサイン色紙がいっぱいありました。石川遼さんのとか。
宿泊客ごとに時間を分けて入浴できるスタイルの温泉だったので、さっそく1番風呂をいただきました。2月とは言え半日バイクで走るとそれなりに汗もかきますわ。
さっぱりしたら早速近くを探検しに行きます。こちらの宿は歩くとすぐ目の前が有名な砂浜だそうで。
この一帯の砂浜は月の沙漠記念公園っていうそうな。夕暮れ時がいい雰囲気だったので、いつものようにぐるりと動画を撮りました。うーむ、次回以降はもうちょっとゆっくり回転しよう。とんがり屋根がある建物は月の沙漠記念館です。
海風に当っているうちにお風呂上がりの火照った身体も程よく冷めてきて、次はいよいよお寿司の時間。ここから歩いてすぐの『かね八寿し』さんに突撃です。
地酒『岩の井』をお供に、何を食べても美味しゅうございました。伊勢海老の唐揚げは殻ごと食べられる柔らかさ。写真の握りの後に追加で頼んだ光り物まで大満足ですわ。ぜひまた御宿に食べに来たいお店ですね。
ほろ酔い気分へ宿に帰るとまだ20時なのにもう眠い。この日の走行距離は高速道路を使って310kmくらいなのでそんなに疲れるような距離ではないのに、不思議なもんです。無理せず寝ました。
コメントはお気軽に