キャンプ遍歴

「そもそもなんでキャンプ始めたんだっけ…」と記憶の海を漂っていたら、きっかけは高校時代だったことを思い出しました。

当時在籍していた演劇部の同級生がアウトドア大好きマンで、そいつに誘われて那珂川の河川敷でキャンプをしていたのが最初です。

そこでアウトドア用のストーブやクッカー類の存在を知って、お外で焚き火するのが楽しいことも知って、満月の夜は街灯がなくても遠くの山の木々まではっきり見えることを知った気がするな。

とは言え大学時代はそんな具合に連れ出してくれるアウトドア大好きマンはおらず、しばらくキャンプから離れてました。

復帰というか、改めて本腰を入れて（？）キャンプを始めたのは、大型バイクに乗り換えて遠出をするようになってからです。動機としては「ビジネスホテルとかに宿泊するよりも、キャンプ道具を揃えておいてキャンプ場に泊まった方が、総合では安いのでは？」というもの。貧乏くさいですが実際貧乏だったからしょうがない。

最低限の道具を揃えてから向かったキャンプ場は、会津高原のシルクバレーキャンプ場（現在は廃業）。ベテランキャンパーさんたちが迎え入れてくれて、上の写真の様にみんなが集まれる屋根付きの囲炉裏スペースがあって、食料もみんなで持ち寄って…と、初心者にはとても優しい感じの場所でした。

こちらを何回か利用するうちに、「自分ひとりだけという状況でもちゃんとキャンプできるようになっておきたいな」と考えるようになり、少しずつあちこちの「混まないキャンプ場」を泊まりながらツーリングをするようになりました。

ここは確か、道の駅風の丘米山に併設されているキャンプ場…だったはず。自分の準備と工夫でなんとかなる楽しさに目覚めていく感じでした。

バイクの積載量はそんなに多くないので、キャンプ道具は少なく小さくを基本に揃えています。Vストロームに乗るようになってもそれは変わらず、あんまりアレコレ持ってはいきません。

当面は古くなったキャンプ道具の整備や更新をしつつ、まだ未体験のキャンプ場を少しずつ開拓していこうと思います。