南伊豆町弓ヶ浜 ~天城越え~伊豆スカイライン~強羅
2日目はあまり長距離を走る予定ではなく、伊豆の鉄板スポットを楽しみたい感じ。まずは朝ごはんです。
伊豆の美味しいものがこれでもかとやってくる。もちろん全部いただきました。
この日も朝から好天です。バイクに荷物を積み込んでいると、宿のスタッフさんが声をかけてくれました。今はバイクに乗っていないけど元ライダーさんとのことで、伊豆のツーリングスポットについて少しお喋り。わいのVストロームにも興味を持ってくれて、写真を撮影してくれたりしました。
この日は不思議なルートを辿ります。宿の場所から考えたらまっすぐ下田に行きそうなもんなのに、ぐるっと迂回してから天城峠へ。
これ、当時ちょっとハマっていたアプリで道の駅の訪問数を稼ぎたかったからです。下田に向かうと道の駅は1つですが、こうぐるっと回ると2つの道の駅を訪問することができるという感じ。
とは言え、このツーリングの後にゆるキャン△の原作を履修して「下田めっちゃ大事やん!」となったので、改めて伊豆にツーリングすることになったのでした。その模様は本記事末尾のリンク先から…。
さて、天城峠へ向かう途中には非常に特徴的な道(というか橋)があります。それがこちら。
ちょっとしたアトラクションの様な光景。短い距離で高低差を埋めるためにループ状になっている道路は山間部でたまに見かけますが、二重になっているのは珍しいですね。いかにも難所だった雰囲気があります。
更に先へ進んで天城峠をトンネルで通過すると、道路脇にはキレイな山葵田がちらほらと。この辺りは川端康成『伊豆の踊子』で主人公一行が歩いた道を反対方向に走ってることになりますね。道路が整備される前の当時を想像するとドキドキ。
間もなく道の駅天城越えに到着。
せっかくなのでわさびソフトを試してみることに。道の駅の中にはわさびソフトを出してくれるお店が2軒あり、片方はソフトクリームの中にわさびを練り込んだ全体がわさび色のもの、もう片方がわさびを直接添えたものです。今回は後者をチョイス。
見た目に反して激辛とかそういう感じではなく、ソフトクリームの甘みにわさびのピリリとした辛さがマッチして謎の美味しさでした。昨晩の夕食に出たわさびもそんなに激辛ではなく爽やかだったので、採れたてのわさびを使うとこうなるのかしら。おすすめです。
さあ、次は今回のツーリングの本命である伊豆スカイラインに向かいます。冷川ICから伊豆スカイラインに入り、少し北上した所にある峠の茶屋でお昼ごはんを食べようと企んでいました。
ツーリングあるある、不定休のお店の休業日に直撃。仕方なくお昼ごはんは我慢しての走行となりました。
伊豆スカイラインはTVのCMロケにもよく使われる道なだけあり、適度に変化がある道と綺麗な景色を楽しめるおすすめルートです。わいが今更おすすめしなくても皆さんご存知の通り。
走るのが非常に楽しく、あっという間に熱海峠ICまで走りきってしまいました。ここはぜひ再訪して逆ルートを走りたいし動画も撮影したいな。
熱海峠~箱根峠をつないで芦ノ湖スカイラインに入り、芦ノ湖をグルッと回りながら今日の宿がある強羅を目指します。途中、富士山絶景スポットがあると聞いてパチリ。
なかなか富士山が顔を見せてくれません。それでも芦ノ湖畔では紅葉がお出迎えしてくれていい感じでした。
景色を楽しみつつ大涌谷の横を回ってまもなく強羅…というところでまた怪しい動きをしています。この時、Google Mapを見て「このケーブルカーに沿ってる道をまっすぐ行けば強羅まで最短じゃね?」的なことを考えながら走ってたんですよ。
で、「ぼちぼち左側の道に入る場所ないかなー…あ、通り過ぎちゃった!?」とあたふたしながらUターンし、なんとかケーブルカー沿いの道に入っています。
ただね、落ち着いて考えれば分かることなんだけどね、ケーブルカーが走ってるってことはケーブルカーじゃないと走れないくらいの急勾配だってことなんですよね。
いやー怖かったですよ。ギアを1速に入れててもエンジンブレーキだけじゃ減速しきれない、凄まじい坂道でした。しかも当日は工事中の箇所もあってもう大変。県道734号をそのまま先まで行ってぐるっと回ってくる方が走りやすかったはず。
じゃあ今回の記事で何回も言及してるように音声ナビを聞きながらであればマシだったのかというと、Google Mapのナビでも同じ様な道を案内されてしまうのです。
これはもう、何回か現地を走って経験値を積むことでしか解決できない感じですな…。失敗とまでは言えない。もっとあちこち走り回らなければ。
無事に坂道を下り終えると、ちょうど今日の宿であるエンブレムフロー箱根さんの目の前に到着。バイクの駐輪スペースの確認をしてチェックイン。
16時くらいの到着でまだ明るいので、強羅駅の周りを散歩してみます。
強羅といえば、その地名を初めて意識したのはエヴァンゲリオンのTVシリーズですね。『強羅絶対防衛線』。割と使徒さんに突破されがちな線でしたけども。
宿に戻って、夕食前に温泉に入りました。こちらの温泉は大涌谷から源泉を引いていて、時間帯によって温度が変わるそうです。夕方は少しぬるめでした。
さあ、夕食の時間だ!静岡と神奈川の美味しいものをワイン飲み放題コースでいただきます。
全体的にお若いスタッフさんが多く、キビキビとしたサービスを提供していただきました。調子に乗ってワインを飲みすぎたので、酔い醒ましのために改めて強羅駅の近くをお散歩。
急斜面にある街並みが面白いですが、歩き過ぎると汗をかいちゃいそうなので早めに宿に戻り、しゅしゅっと就寝しました。
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