伊豆~箱根~富士ツーリング(失敗多め)

バイク
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このツーリングは、Vストロームに乗り始めて1ヶ月ほど経った時点での初めての長距離ツーリングとなりました。まだ全然このバイクに慣れてない時なので、無事に走ることで精一杯。

ただ、「記録アプリを利用しての最初の長距離ツーリング」「音声ナビを利用しない最後の長距離ツーリング」となったので、アプリやナビのレビュー時に役立つかもと思い、記事にしておく感じ。

それにしてもルートがぐちゃぐちゃですな…。しかもこの時はまだゆるキャン△の原作を履修していなかったせいで、せっかくの聖地をスルーしまくっているという体たらくであります。

計画を立てる

普段使っているメモ帳の記録を見返してみたら、めっちゃ慎重に計画を立ててた様子が残ってました。初めての伊豆だしまだ乗り慣れていないバイクだしということで相当神経質になってた模様。

次のページも色々書いてる。

お小遣いの使いみちとして冬装備を買うのか温泉ツーリングに行くのかの葛藤が見られます。「伊豆なら暖かいだろうし冬装備なくても行けるんじゃね?」との判断がされたんですな。

また、当時はGoToトラベルの対象期間でしたから「美味しいお料理が出るちょっといい宿」に「空室があるタイミング」で宿泊し、更に宿でもらえるGoToクーポンも余すところなく利用するということが優先されています。

これによってまず宿の場所と空きがある曜日が確定し、その宿をうまく利用しつつなるべく楽しそうな道路を走るという順番で計画を立てた結果、冒頭に掲載した様なぐちゃぐちゃルートが出来上がったのでした。

持っていく荷物については「着替えとお風呂セットと充電関係のものを箱に突っ込んでいけばいいや」的な感じで割と無計画。とは言え万が一めっちゃ寒くなったらやばいと思ったので、古くてボロボロの冬用ジャケットも持っていくことに。

これもとりあえず箱に突っ込む。でも本当にボロボロだからできれば使いたくない…。

あとは体調を整えて早寝するだけであります。

水戸~西伊豆スカイライン~南伊豆町弓ヶ浜

早起きして7時半前には出発です。

前述の通りこの時はまだ冬装備を買い揃えられておらず、夏用のメッシュジャケットの下に防水インナーとヒートテックを着込んでの対応です。これで陽が出てる間はなんとかなる感じ。常磐道から圏央道に入り、菖蒲PAで小休止&朝ごはん。

秋晴れの日だったので、ライダーさんたちが沢山。

圏央道の茨城県内の区間は暫定片側1車線の対面通行が多いので、前に大型車が入ったりすると行列ができちゃったりするのがしょんぼり。でも走ってるとどうも車線を増やすような工事をしている様子でした。調べてみると、2022年から順次4車線化するそうな。4車線化したら渋滞解消効果高そうね。楽しみであります。

さて、順調に走行を続けて圏央道から東名へ入り沼津へ。バイクでは初めての訪問です。伊豆縦貫道ってめっちゃ便利ですね。沼津から伊豆半島に向かうためにかなりいい規格の道路が整備されててしかも無料。道の駅伊豆ゲートウェイ函南の辺りまで一気に走れます。

まさに伊豆半島の入り口。

ここから西伊豆スカイラインに向かうには、有料道路である伊豆中央道~修善寺道路を使うのが便利そうだとツーリングマップルを眺めながら決めていたので、降りるICの名前だけ繰り返し唱えながら走行してました。

ところが初めての不慣れな道路ということで修善寺ICでうまく降りることができず、仕方なく次の大平ICで下りてUターンする羽目に。

こういう時に慌ててはいけない。

これ、音声ナビを聞きながらだったら避けられた事態だと思うんですよね。このツーリングでの失敗その1になりました。

その後は順調に走行し修善寺の温泉街を通過。浴衣姿の観光客も多く、楽しそうなエリアでした。温泉街を過ぎるとどんどん標高があがり、今回の目的の一つである西伊豆スカイラインに入ります。少しして景色の良いパーキングスペースがあったので、そこで撮影したのがこの記事のトップ画像です。

…実はここでも失敗をしてます。このパーキングスペースは少し下り傾斜があったんですよ。バイクのサイドスタンドをかけて少し離れたら、傾斜のせいでバイクが前進してサイドスタンドが外れ、そのままわいの方に倒れてきて押し倒されました。

その際にクラッチレバーがポッキリ逝きまして。

戒めとして保存してある。

ただまあ、レバーが「差し支えない場所から折れる」ように出来ていたので、その後の走行には支障なし。握った時に小指が断面にかかるのでちょっと気になるくらい。

また、押し倒された際に足を挟まれながら転んだので受け身を取れずに肘をアスファルトで強打したものの、ジャケット付属の肘プロテクタのおかげで特に怪我らしい怪我もせず。足もブーツで保護されていたので平気でした。

これ以降、少しでも傾斜がある場所に停める時は必ずギアを入れるようになりましたね。このツーリングでの失敗その2です。

バイクを一通り点検して他にダメージがないことの確認&自分自身を落ち着かせてから走行再開。西伊豆スカイラインは景色の良さと道の変化の楽しさが合わさったとても良い道路でした。動画を撮影したらかなり面白い感じになりそう。

やがて西伊豆スカイラインの南端に差し掛かり、ここからは伊豆半島の西側に降りていく県道59号に入ります。ところが記録アプリを見てみるとここでも怪しい挙動が…。

一旦410号に入ってから戻ってる。

ここ、Y字路のどっちが行きたい道かとっさの判断が出来ず、駐車スペースにバイクを停めてスマホを取り出してGoogle Mapを確認してるんですよ。これもまた音声ナビを聞きながらであれば避けられた事態。このツーリングでの失敗その3です。

すいすい走れず、せっかくのツーリングがもたついてしまい、この辺りで「そろそろわいもナビ導入の時期か…」と思い始めてました。

ここから駿河湾まで下りていくのはほぼ一本道なのでこれ以降は迷いませんでしたが、この後の県道59号は狭くてクネクネした山道となり、まだVストロームに不慣れなわいには恐怖の走行となります。

なんとか下りきった頃には半泣き。ハンドルで曲げようとしても危ないだけなので徹底的にセルフステアを引き出し、後輪ブレーキをしっかり使って前のめりにならないようにすることを自分に言い聞かせながらの走行だったので、Vストロームについての経験値がめっちゃ貯まりました。これはこれで良かったかな。失敗という程ではない。

ここ、ツーリングマップルではおすすめルートの表示になってるから油断してたんですよ。ただ、道路コメントとして「見通し悪いカーブの連続する道」との記載がありました。これ系のコメントが付いている道については要注意というのが今回の学びですね。

走るのに神経をすり減らすのはここまでで、あとは海際を快調に走行。適度なワインディングと豪快な景色を楽しみながら石廊崎を回り、今日の宿へ。途中に漁港が沢山あって、晩ごはんのお魚への期待が高まります。

ウキウキしながらリフレッシュスポット風未来さんに到着ー。

お部屋ひろーい。

こちらは宿泊グループごとにお風呂の利用タイミングを分けて貸切にしてくれる対応だったので、一人でゆっくり温泉を堪能できました。山道下りで固まってた身体がほぐれていい感じ。

さあ、晩ごはんだ!

前菜がどーん。
お刺身には天城のわさびを目の前ですりおろして添えてくれます。
もちろん金目鯛も登場。

いやー大満足でした。普段は宿を素泊まりプランにして近くの居酒屋に行くことが多いんですが、たまにはこういう食事付きプランを堪能するのもいいなあ。

ほろ酔いで部屋に戻ったら、明日のルートの確認です。現金で通行料を支払う有料道路を通る予定なので、公式サイトで値段を確認。ツーリングマップル掲載の値段から改定されていることに気づけたので、こういう確認はナビ導入後も続けるようにしています。

なんか寝る前に気弱なツイートしてますね。よほど県道59号で懲りた模様。あとはこの日の疲れを癒やすように早寝しました。

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